
受験生の勝負の時が、今年もやってきましたね。
ちょうど1年前、娘も大学入学共通テストを受けました。
日程は2日間、朝から晩近くまでの実施です。
一年で一番寒い時期の試験。。。
当日は寒くないか
お腹は痛くならないか
問題を見てパニックにならないか(笑)
親は当人と同じくらい心配するものです。
親ができることといえば、体調管理でしょうか。
今年同様、昨年もコロナ禍での大学受験。
家族の協力は必須です。
ウィルスを家庭に持ち込まないための、手洗いうがいは最低限で
普段の食事も免疫を落とさないけど、
胃に優しく消化が良いものをと心がけました。
親ができることって他に何があるのかな?
試験日当日のお弁当は?どんなものがいいかな?
そこで、数日前に紙に条件を書き出しました。
1、温かい
2、トイレが近くならない
3、短時間で食べられる
1⇨寒い日に温かい食事を取ると心が和む
2⇨トイレが近くては試験に集中できない
3⇨食べることにまで神経をすり減らすのは避けたい
私はこんな思いで、3つの条件を掲げました。
平日仕事をしている私は前日に焦ることがないように、前もって食材を用意しました。
この準備が何よりも私を落ち着かせてくれました。
そしてこの準備をするための心構えが、書き出すことでした。

思い返せばいつも、イベント時のお弁当は内容を事前に書き出していました。
子供たちが幼稚園の頃の運動会は
おじいちゃんおばあちゃんを招いていたのですが
重箱に詰めるお弁当の内容の絵を描いて、準備を進めました。
まだまだ親の手の掛かる幼稚園児の準備も抜かりなく行い、両親ももてなす。
何よりも“子供達の楽しかった思い出の一つがお弁当だと嬉しいな”と思っていました。
忙しいからこそ
心が浮き立っているからこそ
まずは書いてみる。
仕事をたくさん抱えている人
自分に自信をなくしかけている人
何を優先して良いかわからない人
こんな人こそ、進むべき方向が見えてくると思います。
書き出すことで思ったほどの仕事量じゃなかったりするかもしれません。
また、「私はこんなに頑張っているんだ」との気づきを体感できる場合もあると思います。

今年の共通テストの2日間
高校生の息子は1年後を見越して、共通テスト同日模試を受けました。
某予備校が主催している、時間差で同じ試験を受けるという体験です。
その日、ふと昨年のことを思い出し、書き出したメモを見返しました。
あの記憶が蘇り、コロナ禍での受験の大変さが身にしみました。
でも、備えがあったこそ、乗り切れた気がします。
そして、来年こそはコロナが収束していることを切に願います。