食器・鍋洗い・・・主婦であれば、日常茶飯事のことですね。
最近は、家事が得意なお父様も多いので、夫婦で交互に担当しているというご家庭も多いでしょう。
我が家も、仕事で一緒に夕ご飯を食べられない夫は、自分で洗うか、食洗機にかけています。( ´∀`)
食洗機があるご家庭でも、ちょっとした食器や鍋は手洗いするかと思います。
私がお伝えしたいのは、
「洗う」のではなく、
「磨く」なのです。
以前に、家族ぐるみで仲良くしている友人が遊びに来て、コンロ上に置いていた我が家のケトルをみて、息を呑んでました。
日常的に麦茶を沸かしているだろう、そのやかんがピカピカだったからです。
「磨いているの?」
と聞かれ、
「たまにね〜」
と返した私でしたが、友達は
「我が家のケトルも帰ったら磨くわ〜」
と感銘を受けてくれました。

近年は忙しくしているので、汚れが目立ったら簡単に磨くだけなのですが、磨いた後の鍋を見ると、お気に入りで購入した当時の新鮮な気持ちが蘇ります。(当たり前ですが、コツは汚れがをためないことです)
フィスラーの鍋群、つや消しの凜としたデザインがカッコいいなと思います。
悩んで悩んで購入した思い入れのある鍋です。
ラッセルホプスの電気ケトルは丸洗いはできないので、メラミンスポンジで拭き取ります。
鏡面仕上げなので、磨いた後、私の姿がクリアに映し出されて、ホッとします。

重ねて使えるコンパクトな貝印の鍋は、すぐに使えるようにコンロ前に吊っています。
これは大きな鍋に入れ、重曹とお湯で一緒に煮て(吹きこぼれに注意してください)、汚れを緩めます。
数時間後、スポンジでこすると、するっと汚れが取れるため、ゴシゴシ磨くことはありません。
表に出しているため、なんとなく鍋が濁ることがあるのですが、すぐにピカピカが蘇ります。
磨いてピカピカにしても、数回使えばまた、くすみや汚れは発生しますが...
私は、「汚れる→磨く→汚れる→磨く・・・」を何度も繰り返してきました。

すると、心がリセットされるような、新鮮な気持ちになります。
何よりも純粋に、ピカピカしていたら、嬉しいですしね^ ^
鍋も食器も私にとっては仕事道具ですから・・・
身内に宮大工がいますが、彼はとても仕事道具を大切にしています。
使うたびにメンテナンスをして、仕事の質を高めています。
道具を大切にするという仕事への姿勢を知ると、その人に仕事を依頼しようと思いますよね。
仕事への姿勢も含め、宮大工の彼をとても尊敬しています。
常々、仕事への向き合い方を、見習いたいと思っています。
私は、仕事中は幾つもの参考文献が机上に乗っていることがあるのですが、一つ仕事が終われば一旦リセットして、次の仕事に純粋に取りかかれるように心身ともに準備をします。
そして、帰宅時は誰が見ても「きれい」と感じてもらえるように、机上には何もない状態にしています。
クライアントとの会話の中で、
「整理をしたことで、人に信頼されるようになった」
といった話を聞きます。
机、鞄の中、棚中を整えるだけで、何ものにも変えがたい「信頼・信用」を得られるのならば、
SSK(整理整頓継続)活動を、やらない理由は見つかりませんね。

事務机は私の大切な仕事道具です。
だから、整えることは私の永遠の課題です。
仕事で信頼され、円滑な人間関係を築き、自発的に物事に取り組むためにも必須だからです。
一緒にSSK(整理整頓継続)を始めましょう!

SSK(整理整頓継続)アドバイザー 阿部智美
整理収納をすることにより、家族が幸せになること、時間を有効に使えること、楽しく子育てができることをもっとわかりやすく人に伝えるため整理収納の勉強を始めました。
自然療法士としての知識と経験をベースに、「3Sからのメンタルヘルス」、「SSK(整理整頓継続)講座」等を開催。
SSKを推奨することにより、「ごきげんの習慣化」を啓蒙しています。