· 

思いつきだけではもったいない!1ミリでも動くためにおすすめなハビットトラッカー

今回は、行動したいこと、または行動しないといけないことを実行に移すために、どうやったらそれを習慣化できるか?ということについて書いて見たいと思います。

 

前回書いた記事で、次のように書きました。

 


自分が自分を誘う、ゆるやかな「自分PDCAサイクル」

「させられる仕事」から、自ら進んで「する仕事」へのシフトって、実はこんな心の動きが根底にあって、そこがトリガーとなって、行動へと誘われていくように思います。自分が自分によって誘われるって、それこそがまさに「自発的」に自ら進んで「する」ことなんじゃないでしょうか?


 

ここで言いたかったことは、まず自分の心が動かないと、行動へと繋がらないとうことです。

けれど、気持ちは動いても行動が伴わないということも多々あるかと思います。

行動するって、ある種の勇気がいるし、エネルギーのいることなんです。

考えるだけで何かが前に進めばいいのですが、なかなかそうはいきません。

めんどうだけれど、続けたいこと

さて、そんな一般論はさておき、実は私自身も続けたいと思うことを継続するために習慣化することが苦手でした。

 

例えば、

  • 英語を毎日勉強する
  • 新聞をめんどくさがらず毎日読む
  • 読書の時間を毎日作る
  • 毎日寝る前はスマホを見ないでストレッチする
  • その日あったことを忘れないように日記に書く
  • 毎日ささっとリビングの床を掃き掃除する

などなど、色々やればいいのになかなか継続できないことがありました。

 

上に書いたようなことは、社会人としては当たり前のことだろうと思うのですが、毎日となるとなかなかできない。

その理由は、「絶対にやらなくてはいけないこと」ではなく、「できたらやったほうがいいんじゃない?」ぐらいのことだからです。

 

あ、すみません。これはあくまでも「私にとって」です。

 

こんなことぐらいは当たり前にできる人も大勢いるとは思います。

でも、これしきのことが毎日できない。

つまり、それ以外のことを選択して時間を費やしているんですね~。

大好きな読書ができなくなった!

中でも、毎日読書をするということが、こんなにも難しいのかと思っていました。

というのは、実は私は趣味は読書と答えるほど、本を読むことは大好きで、通勤カバンの中には常に読みかけの本が常に入っており、毎月10~15冊ぐらいは読んでいました。

 

ところが通勤方法が電車から車通勤に変わってからは、本を読む時間が捻出できず、読める本の数がものすごく減ってしまいました。

電車通勤の読書の時間が運転時間に置き換わってしまった途端、時間が取れなくなってしまったのです。

 

こうなると、読みたい本はあれど「積ん読」で終わってしまい、そんな本が本棚やベットサイド、kindleの中に溜まってしまって、とってもストレスでした。

 

そんな積ん読に加えて新聞も読む間も無くどんどん溜まり、これまたとってもストレスとなっていました。

仕事の責任が大きくなり、仕事量も増えたから仕方ないんだという言い訳をしたいところではありますが、そんな言い訳をいくらしたって、ストレスが軽くなるわけではありません。

 

やりたいのにできない、続かない自分にもイライライします。そんなストレスは、どっかでキレイにしないと体に毒です。

ハビットトラッカーの活用

そこで一念発起して、トラッカーを活用することにしました。

トラッカーとはいろんな意味がありますが、ここでいうトラッカーというのは、ハビットトラッカー(習慣の追跡者)とも言います。

毎日習慣化したものをリスト化して、やったかやらないかを記録すること。

昔流行ったレコーディングダイエットも同じ理屈ですね。

記録することで習慣化し、習慣化して継続するから結果が出る。

とっても単純な仕組みです。

自分が毎日ルーティンで行いたいことをリストにして、これに毎日やったかやらなかったかを記録すること。

たったここれだけです。

でもこのたったこれだけのことが、効果絶大でした。

 

TODOリスト好きな方だったら、この効果のほどは想像できることでしょう。

でも実は私はTODOリストってものがあまり好きではなく、仕事上は必要に迫られて作っていますが、個人的な日常にそれを持ち込みたくないなぁ~と思っていました。

毎日の日常が「ねばならないこと」だらけになるって、いやじゃないですか?

 

けれどそこは運用の仕方次第ですね。

 

要は、「快不快」の「快」にしてしまえばいい

分かりやすい例えとして、歯磨きなんてまさにその例の一つだと思います。

寝る前にめんどくさくてつい歯磨きをしなかったら、きっと翌朝なんだか口の中がすっきりしないだけでなく、後悔の気持ちも同時にあったりしませんか?

 

これは、「歯磨き」という行為とセットになっている、自分にとっての「快」の感覚があり、逆に歯磨きをしないことにより、「不快」な感覚が生まれるからです。

このような、自分にとっての「快、不快」の感覚とセットになると、意外と色んなことが習慣化しやすくなり、行動を起こしやすくなります。

 

さて、長くなりましたので続きは次回に書きたいと思います。


ハビットトラッカーのためのおすすめ

近頃はこんな便利なものもあるんですね〜。


(株)ロダン21 横田久美子

2006年より、(株)ロダン21に参加。

2017年、株式会社ロダン21 代表取締役社長就任。

異業種交流グループ事務局運営、WEB製作&管理、デザイン製作、モノ作りのコーディネート、経理、財務等、あらゆる業務に関わる。異業種連携のあり方、CSR活動としての「モノ作り教育支援事業」について講演活動も行う。