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可愛い子には旅をさせる。上司の暖かい眼差し。

梅雨明けしました~~

セミの鳴き声も増して、夏真っ盛りですね。

 

高校生の長女は、夏休み入ってすぐ、短期留学に行きました。

初めての渡航です。

「日本人のいない環境で、3週間頑張ってみる」

 

学校からのツアーではなく 私が予約した航空機に乗り、単独カナダに乗り込みました。

出発までの数ヶ月間、私は「本当に大丈夫なのか」と自問の日々でした。

 

関空を飛び立ち、カナダのホストファミリーに会うまでの数十時間、呼吸ができないくらいの親の緊張感が続きました。

ホストファミリーに会い、語学学校に行き始めても、連日「辛い・不安・怖い」との連絡が届きます。

 

私は常に喉に何かが引っかかっている状態です。

 

便利な社会になり、いつでもで繋がることができます。

声だけでなく顔を見て、話もできます。

それでも、必死に頑張る娘の状態を知り、すぐに対応できないもどかしさを感じています。

そんな娘から毎日チャレンジした内容の報告があります。

昨日は家を出て、バスに乗るまでの状況をLINEで実況中継してくれました。

(マイナス16時間の時差があります)

 

少しずつ少しずつ順応し、ミッションをクリアしている娘に、ひたすらエールを送っています。

 

 

子供は本当に可愛く愛おしい。

そう考えただけでも目頭が熱くなります。

 

ふと、親子関係は部下と上司の関係に通じるものがあると思いました。

部下の成長を見守り、何かあれば相手先に出向き謝罪もする。

先日、ある企業の3代目若手社長が

「僕は限りなく人を見ています。そこに関しては絶対の自信があります。」

とお話しされていました。

 

社員の話にじっくり耳を傾け、提案があれば「よしやってみよう!」と言うらしいのです。

でも、その選択肢がうまくいかなくても部下を責めたりはしない。

その会社の社員はみんな社長が大好き!そんな感じがしました。

社員が部門長に相談せず、ダイレクトに社長に相談することがあったようです 笑

(今は改善されています)

 

この社長は世襲ではなく、一社員の中から先代に抜擢されての社長起用とのことでした。

可愛い社員を信用して部下に旅をさせる。

それを見守る眼差しはどれほど温かいものだろうか。

 

反対に部下が

「この人のために、この会社のために、仕事を頑張る」

という気持ちがあれば、相互間の意思の疎通は、計り知れない会社の機動力になると思います。

 

社内での人間関係は一定の距離と信頼関係を保ち、一方通行にならないことがとても大切だと感じています。

 

子育ては親育てだと、常日頃痛感しています。

つまり、部下育ては上司育てなんですね。

会社の成長=従業員の成長

従業員の成長=幹部の成長

 

まずは、常に「うまくできる方法」を考えて、自分が成長したいと思います。

SSK(整理整頓継続)アドバイザー  阿部智美

整理収納をすることにより、家族が幸せになること、時間を有効に使えること、楽しく子育てができることをもっとわかりやすく人に伝えるため整理収納の勉強を始めました。

 自然療法士としての知識と経験をベースに、「3Sからのメンタルヘルス」、「SSK(整理整頓継続)講座」等を開催。

 SSKを推奨することにより、「ごきげんの習慣化」を啓蒙しています。