
日本は猛烈に暑い日が続きます。
昨夜は蚊の飛来に悩まされました。
眠りも浅かったです(笑)
先日の記事(娘のカナダ留学)に関してコメントをいただいた方々ありがとうございました。
当初のホームシックはどこに行ったのやら??
連日頼もしい報告が届きます。
親としては心配ですが、自身の判断と行動で道を切り開いている姿が誇らしげです。
私は安堵と幸福を感じる毎日です。

そんな娘に「バンクーバーに蚊はいないの?」と聞くと
「いてないなあ~」との回答。
うらやましい~~
そして、日中は半袖で過ごしますが、ほとんど汗はかかないようです。
どの写真も空気が澄んで美しい。
その分、紫外線は日本の6倍なんだそう!

ホストファミリー宅は、週に1度コインランドリーで洗濯をします。
外に洗濯を干すことはなく、乾燥機が基本です。
(なので娘は下着やタオルは自分で洗い、部屋干ししているようです)
私は当初、「うそでしょ」と思い、調べてみると、そんな家庭は普通だそうです。
洗濯事情から食事、多人種国家という環境に毎日様々なカルチャショックをうけていました。
同時にすごい勢いで成長している姿が、離れているからこそ客観視できます。

さて、そんな娘ですが、実は学校では控えめな方です。
クラスのリーダー的存在のお友達に、引っ張られての高校ライフです。
クラス写真もいつも端っこか後ろ。
階段で写真を撮ったら、後ろ過ぎて親が子供を判別できないくらいです。笑
小さな頃は、「挨拶しようね」という私の言葉にも、わかっているけどどうしても言葉が出ない子でした。
そんな娘が、中学に入った頃から多用する言葉がありました。
「ありがとう!」です。
私や夫にはもちろん、友達にもよくその言葉を伝えていることがわかりました。
「あーそんなんか〜〜〜。お母さんありがとう!!」
と納得しているのかどうかはわかりませんが、何かにつけて、感謝の意を伝えてくれます。
すると、その頃からご近所さんに
「娘さん、いつも元気よく挨拶してくれるわ〜。」
と言ってもらえるようになりました。
留学先でもおそらく、
「Thank you!」
で様々な道を乗り越えているのではないかと思います。

皆さんは職場で、感謝の意を伝えていますか。
足元にあるゴミ箱、部下が中身を捨ててくれることを当たり前だと思っていませんか。
お茶やコーヒー、女子社員や部下が入れてくれることを当たり前だと思っていませんか。
(できることは、まず自分ですることが大切だとは思います・・・)
仲良くしている同僚に、最近感謝の意を伝えていますか。
職場以外でも、お金を払っているのだからこのサービスを受けるのは当たり前だと、横柄な態度や言葉を発していませんか。
私は後輩の社員にも、「ありがとう〜」を意識して発しています。
自分の心も洗われる気がして、またコミュニケーションツールとしての必要性も感じています。
大切なことは・・・ ・
褒める
感謝する
認める(自分の非も!相手のすごさも!)
です。

子育てに関しても、親が長生きしているから立派だとは思っていません。
私は子供たちの人生の先輩としてのアドバイスは、いつも精一杯してきました。
留学当初不安でいっぱいだった娘に、
「安心して!お母さんの言う通りに必ずよかったと思えるようになるから」
と何度も励ましました。
でも、すでに子供たちの方が物知りだと思うこともよくもあるし、体力ももう抜かれています。
どんなに親が子供たちにガミガミ言っても、結局親ができていなければ、子供達は親と同じ道を進みます。
「挨拶をしなさい!」
「片付けなさい!」
「勉強しなさい!」
「努力しなさい!」
相手に求め始めるとキリがありませんが、まずは親自身が子に求める「それ」ができているかが大切ですね。
職場でもそれは同じことです。
上司も人間なので完璧ではありません。
立場上、言わなければいけないこともたくさんあると思います。
だからこそ、まずは感謝の意を伝えてみましょう。
継続すると、空気が和む瞬間に気づくのではないでしょうか。

昨夜の娘との会話は 、
「ファミリーに感謝してね。」
「お金は払っているけど、部屋は借りていると言う意識を持って大切に使ってね。」
「学校の友達に感謝を伝えてね。」
素直に「うん!」と答える娘。
その言葉の偉大さにすでに気づいているのでしょう。
「Thank you!」
この言葉で、さらに道を切り開いてほしいと思っています。
みなさま、最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

SSK(整理整頓継続)アドバイザー 阿部智美
整理収納をすることにより、家族が幸せになること、時間を有効に使えること、楽しく子育てができることをもっとわかりやすく人に伝えるため整理収納の勉強を始めました。
自然療法士としての知識と経験をベースに、「3Sからのメンタルヘルス」、「SSK(整理整頓継続)講座」等を開催。
SSKを推奨することにより、「ごきげんの習慣化」を啓蒙しています。