したいことが見つからない?だからこそ「今」に精一杯取り組むんです

9月ですね~~

不安定な天気が続いたかと思うと、反対に暑さがぶり返してきます。

でも、庭にトンボが飛来し、夜になると庭の虫が涼しげに鳴きます。

ここち良い風が部屋に入り込むと、秋の訪れを感じます。

 

子供達の夏休みもあっという間に終わり、私の子供への向き合い方にも少し変化がありました。

前回2回にわたり娘の体験談などから、社内での仕事のあり方について投稿しました。

帰国後の娘の変化や私の仕向け方などもまたブログに上げていきたいと思います。

 

 

さて、今回は息子の体験談から仕事に対しての向き合い方について、投稿します。

息子は現在中学3年生。

ご近所の同級生は、受験生としてまさに今年は勝負の夏を過ごしてのではないでしょうか。

息子は中高一貫校に在学しているため、受験期がやってくるのは3年後です。

サッカー部に所属し、本来なら夏の大会で一旦退部になるのですが、その後も高等部のサッカー部に移行し、今日も活動しています。

もちろん、完全に退部する子もいれば、高校に入って違うクラブに所属する子もいます。

息子も一旦退部するかかなり迷っていました。 。。

 

サッカーが嫌いなわけではないのですが、好きでもないのです。

スタメンに入ることも少なく、小柄な息子は後輩にもよくいじられる存在です。

それでもクラブはほとんど休まず、冬の苦しいトレーニングも全力で取り組む姿がたくましいです。

親としては楽しいと思うことをして欲しいと感じています。

(脳科学的にも、「好きなこと 楽しいこと」を選ぶと成功するとされています) じゃあ、

「他にしたいことは何?」

これも迷います。

 

陸上は?

クライミングは?

プログラミングは?

将棋は?

 

色々な質問をしましたが、ピンとくる答えがありません。

そうこうしてる間に、高等部の部費の請求も始まりました。

夏休み最後の週に引退セレモニーがあったので、その日までに答えを出すと私に話していました。

 

結果は、、、

「他にしたいことが見つかるまで、続けてみる。でも、したいことが見つかったら、そっちを頑張る。」

でした。

続けるかわからなかったため、スパイクの購入はお預けでした。

中学最後の試合の時、息子のスパイクの先は穴が空いていて、私が裏から革生地をボンドでつけて出場しました(笑)

 

夏休み最終日、晴れてスポーツ店に行き、お気に入りの一足を見つけました。

数十種類のスパイクの中から、息子は敢えて下のランクの(値段が安い)ものを選びました。

他にしたいことが見つかった時の「保険?」なんだと思います。

私はマイナスには捉えていません。

同時に何か新しいことも始めたい!という希望の現れだと思っています。

 

 

趣味や好きなことは、「これ」と決めて始めるものではありません。

日常の中で気づいたら、

「好きなこと」

「したいこと」

「向いていること」

になっているものです。

人生は、それを見つけるための旅路だと思います。

仕事も同じですね。

したいことを見つけるまでに就職活動が始まり、なんとなく就職した人もいます。

また、したいことはあったけど、希望する職種に就けなかった人もいます。

反対に好きなことをしたいと就職を先延ばしにし、現在に至っている人もいます。

だからと言って、与えられた任務をなんとなくこなしているのではもったいない!

 

人間関係も勉強もスポーツも仕事も全て!うまくできる方法を一生考え続ける!

(私の口癖です)

 

まずは目の前にあるものに向き合うことが大切です。

楽しんですることばかりではないですが、うまくできる方法や楽しめる方法を考え続けていくことこそが、 自分の価値観や肯定感に気づく手段の一つだと考えています。

 

職場での上司の役割の一つは、一人一人の適性を見つけることですね。

そのための声かけや働きかけ、個々の行為や個性の承認も必須となります。

 

自分の適正を見つけてもらえるように、また、自分の適性に気づけるように、社員の皆さんもまずは目の前の仕事に向き合いましょう。

私も、息子の

「したいことがわからないけど、今、目の前にあることを頑張る」

という選択に、心からエールを送りたいと思います。

 

そして、存在を承認できるプラスの声かけを心がけたいと思います。

 

私自身も、もっと心地良い場所を見つけていきたですね。

SSK(整理整頓継続)アドバイザー  阿部智美

整理収納をすることにより、家族が幸せになること、時間を有効に使えること、楽しく子育てができることをもっとわかりやすく人に伝えるため整理収納の勉強を始めました。

 自然療法士としての知識と経験をベースに、「3Sからのメンタルヘルス」、「SSK(整理整頓継続)講座」等を開催。

 SSKを推奨することにより、「ごきげんの習慣化」を啓蒙しています。