枠を超えてしまうときは、外枠を見直すタイミングです。
ボックスや引き出しに整頓できないほど物が溢れたり、形が合わないために整理できないのであれば、オープン収納もOKですが・・・
最初に「枠を決める」これをしてみましょう。

我が家の思い出ボックス。
一人一箱ずつと決めています。
なんども出し入れしていたので、取っ手の部分の強度が弱くなってきました。

そこで、「今にピッタリ」を新調しました。
以前使っていた収納ボックスも使おうと思えば使えますが、新しくしたことで取り出す時のストレスが減って快適です。
これこそが整頓!
『取り出しやすく、元に戻しやすい!」
状態です。
服を購入するとき、その人のサイズにあっているか否かはとても重要です。
色、素材、形から選んでも、最終的に本人の体型に合っていないものは服としての機能はなさないですね。
しゃがむこともできないくらい窮屈なズボンや、移動の度に階段にひかっけるほど長いスカートは論外です。 笑
人間性を疑われるかもしれません。
何が言いたいかというと、
サイズは大切!
整理整頓もスペースが空いているかといって、整理もせずとりあえず詰め込んだり、スペースがないにも関わらず、そこに置いておくと・・・
どうなるでしょうか?
あとで億劫にならないように、まず最初に枠を作ります。
先日、迷惑駐輪対策に小学2年生の男の子のアイデアが一役買ったとの報道がありました。
花壇のトリックアートを地面に書いたのです。
お花畑にゴミを投げ入れることはできませんが、みんながゴミを捨てる「ゴミ溜め」には、いとも簡単にゴミが増えていきます。
社内でなぜか物が起きやすい場所には、物が積み上がる傾向があります。
「とりあえず」は「とりあえず」にしなくてはなりません。
「とりあえず」にしておく自信がない人は、「とりあえず」ができないシステムを構築する必要があります。
反対にそこに置けない状況を作ることで、整理整頓が促進される可能性もあります。
実際に知り合いの会社では、社長自ら週1回の社内見回りを徹底していました。
・床に物を置いていないか?
・テープをはがした後の粘着痕(この会社ではハナクソと呼んでいました)が壁に残っていないか?
・傘置きに不必要に傘が置かれていないか?
その会社は「美には美が寄り付く!汚には汚が寄り付く!」ことをちゃんと理解されていました。
顕在意識はいずれ潜在意識へと変化し、五感が喜ぶ社内を作り上げるでしょう。

SSK(整理整頓継続)アドバイザー 阿部智美
整理収納をすることにより、家族が幸せになること、時間を有効に使えること、楽しく子育てができることをもっとわかりやすく人に伝えるため整理収納の勉強を始めました。
自然療法士としての知識と経験をベースに、「3Sからのメンタルヘルス」、「SSK(整理整頓継続)講座」等を開催。
SSKを推奨することにより、「ごきげんの習慣化」を啓蒙しています。