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働き方改革事始め。新社会人はまず、書いて考える

初めまして!

ロダン21の横田久美子です。

 

このたびこのSSKブログに参加することになりました。

SSKブログでは、主に

 

  • 情報管理
  • 時間管理
  • 生産管理
  • リーダーシップ
  • コミュニケーション

 

について書いていきたいと思っています。

といっても、私自身もまだまだ試行錯誤の真っ最中です。

 

なので、「こうしたら成功する」といった結論や明確な方法論を示せるわけではありません。

ただ、これまでお仕事をさせていただいた中で考えたこと、やってみたことをここでシェアできればと思っています。

 

まずは簡単に自己紹介をさせていただきたいと思います。

自己紹介

私は今、東大阪市で株式会社ロダン21の2代目の社長を務めています。

先代から代表を交代したのは一昨年の10月です。

社長といってもまだまだひよっ子。

新人の駆け出しです。

そんな私ですが、この株式会社ロダン21で仕事を始めたのは約13年前です。

さらに遡れば、初めて仕事についたのはざっと30年前です。

随分古い話になりますね(笑)。

 

最初の仕事は電機メーカーのデザイン部で、プロダクトデザインの仕事に就きました。

この時のプロダクトデザインというのは、主にビデオデッキやAV機器をデザインするという仕事です。

ただし新人さんがいきなりデザインの仕事を任されるわけではなく、最初は商品を担当している先輩デザイナーの補助業務でした。

 

入社して最初の頃は、職場では使い走りばかりをしていました。

例えば、部署での経理伝票の作成や整理、コピー取り、お茶汲み、掃除など。

おかげで学生時代は完全に夜型の生活を送っていた私がでしたが、朝の掃除当番のために5時には起きて出社するという朝型生活に変わりました。

この時期に朝型に強制的に切り替えさせられたわけですが、今となってはここで身についた知識や経験は、今でも私の仕事のベースとなっています。

しかし当時の私は不満たらたら、文句たらたらでした。

 

 

「させられる仕事」から「する仕事」へ

「こんな雑用をするために私はこの会社に入ったんじゃないのに~!」と、いつも同期入社の友達に愚痴をこぼしていました。

その頃の私は、早くデザイナーとしての仕事がしたくてしたくて、とても焦っていました。

 

なぜなら、同じ時期に他のデザイン会社へ入社した学生時代の友達は、忙しそうに、そして楽しそうに広告やパッケージのデザインを手がけ、世に出していたからです。

同級生たちの活躍がとても華々しく見えました。

 

それに比べ私はなんと地味な仕事を毎日させられていることか。

このままだと、私の人生は雑用だけして終わってしまうかもしれない、、、そんな風に焦っていました。

 

この頃の私がもし今の私の目の前にいたら、

「そんなに焦らなくていいのに。人生まだまだ長いんだから。」

と言ってやりたいものです。

 

たくさんの失敗や、山あり谷ありの紆余曲折の中から体で学び取る知恵と力は、誰にも奪われません。

そしてそれは、自分自身の生きる力となります。

 

そして、「させられる仕事」から「する仕事」へと変化するというプロセスを、分かりやすく噛み砕いて話してあげたいと思います。

 

なぜなら、今の私のようにスタッフに仕事を「してもらう」立場になったときに、「させられる仕事」の大切さを実感するからです。

 

新社会人の最初の第一歩は書くこと

 

私にとってその第一歩がまず紙に書くことでした。

書いて考えること。

 

書いて、考えて、考えて、また書いて。

ひたすらその繰り返しをすることで、アイディアがまとまり、計画になり、行動へと現れる。

今ではPDCAサイクルという言葉もすっかり定着していますが、そんな概念すらまだ知らない頃に手探りで試行錯誤してきました。

 

次の記事からは、この「させられる仕事」から「する仕事」へ移行するために私が大事だと思うポイントを書いていきたいと思います。


「書くこと」のためにおすすめのツール



(株)ロダン21 横田久美子

2006年より、(株)ロダン21に参加。

2017年、株式会社ロダン21 代表取締役社長就任。

異業種交流グループ事務局運営、WEB製作&管理、デザイン製作、モノ作りのコーディネート、経理、財務等、あらゆる業務に関わる。異業種連携のあり方、CSR活動としての「モノ作り教育支援事業」について講演活動も行う。